禿鷹の巣

禿鷹の巣
環境丸わかり cs対戦動画はこちら

アンデットにおける死の王ヘル考察、強みや注意点、弱点、相性の良いカード



  • 死の王ヘルの上手な使い方やコンボを知りたい。
  • 死の王ヘル注意点や弱点など知りたい。

どうも不自由なYPです。

今回はデッキビルドパック ミスティック・ファイターズにて登場したアンデットの王(ジェネレイド)ヘルを考察していきたいと思います。
最初見たときはあんまり強くないかなと思ってたのですが、一度回してみるとちょっと驚くほど回る上に展開の幅も広がって妨害盤面も期待できるのでデッキ構築も変えてみようかと思っています。

ちなみにヘルは北欧神話から、ドーハスーラはケルト神話からきているとのこと。



まずは死の王ヘルのテキスト確認


効果モンスター
星9/闇属性/アンデット族/攻 800/守2800
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):「死の王 ヘル」は自分フィールドに1体しか表側表示で存在できない。
(2):自分フィールドの「ジェネレイド」モンスターまたはアンデット族モンスター1体をリリースし、
そのモンスターとはカード名が異なる自分の墓地の、
「ジェネレイド」モンスターまたはアンデット族モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを守備表示で特殊召喚する。
この効果は相手ターンでも発動できる。
ジェネレイドとして現れたヘルも当然ジェネレイドをサポートする効果を持ちますが、アンデット族もリリース&蘇生が出来るので墓地のアンデット蘇生に役立つわけですね。
しかも相手ターンにも使用できるフリーチェーンとなっているためアンデットワールド発動状態なら蘇生条件を満たした効果モンスターはもちろんシンクロやエクシーズすらも蘇生できてしまう恐ろしい効果を持ちます。

ただ守備表示での蘇生であるためリンクモンスターは特殊召喚できない点には注意したいところ。

死の王ヘルの強み

やはりヘルの強みはフリーチェーンで使える蘇生ですね。

特殊召喚成功時効果などを使えるモンスターを蘇生すれば相手に奇襲をかけることができますしフリーチェーンなので墓穴の指名者などで対象となったアンデットモンスターを逃がせるという芸当も可能となります。

具体的にはスタンバイ時のドーハスーラの蘇生を墓穴の指名者で対象をとられてもフィールドに蘇生できるので不発とすることができます。
これはアンデットワールド発動状態であれば手札誘発すべてのモンスターを墓穴の指名者から守る事すら可能となり妨害も通りやすくなるのでやばいですw

死の王ヘルの注意点、弱点


どのような強力なカードであっても弱点や突破する道は残されています。

と言いたいところですが、打点が低くアタッカーとして使えない程度。

場に出すにしてもアンデットデッキであればグローアップ・ブルームで特殊召喚なので守備表示で出せばよいので注意点や弱点が思いつかないですね。
もし何かしら弱点などがあればコメントで教えてもらいたいです。

死の王ヘルと相性の良いカード

死の王ヘルと相性の良いカードをご紹介。

やはり蘇生をメインとした使い勝手の良いカードをチョイスしたいです。

アンデットワールド


フィールド魔法
(1):フィールドの表側表示モンスター及び墓地のモンスターは全てアンデット族になる。
(2):お互いはアンデット族モンスターしかアドバンス召喚できない。

先述の様に各種ある手札誘発の中でもアンデットでないエフェクトヴェーラーや増殖するGや幽鬼うさぎなどをヘルのフリーチェーンで守ることができるので採用したいところ。
アンデットデッキであればドーハスーラも採用されているでしょうからそれを守ることもできますね。

ユニゾンビ


チューナー・効果モンスター
星3/闇属性/アンデット族/攻1300/守 0
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
手札を1枚捨て、対象のモンスターのレベルを1つ上げる。
(2):フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
デッキからアンデット族モンスター1体を墓地へ送り、対象のモンスターのレベルを1つ上げる。
この効果の発動後、ターン終了時までアンデット族以外の自分のモンスターは攻撃できない。
ヘルの蘇生先を墓地へ落とすのに相性が良いんですよね。
更に自身はチューナーなのでシンクロもできるし、ハリファイバーにもなれるしで万能ですよね。
更にドーハスーラとヘルがフィールドに居る状態であればドーハスーラのレベルを一つ上げておけばランク9エクシーズを立てることもできるので真竜皇V.F.Dなどを採用しても面白いかもです。



死霊王ドーハスーラ


このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。①:「死霊王 ドーハスーラ」以外のアンデット族モンスターの効果が発動した時に発動できる。以下の効果から1つを選んで適用する。このターン、自分の「死霊王 ドーハスーラ」の効果で同じ効果を適用できない。
●その効果を無効にする。
●自分または相手の、フィールド・墓地のモンスター1体を選んで除外する。
②:フィールドゾーンに表側表示でカードが存在する場合、自分・相手のスタンバイフェイズに発動できる。このカードを墓地から守備表示で特殊召喚する。
死霊王と死の王のコラボレーションやで。
ということで、ヘル&ドーハスーラですが相性については抜群です。

ドーハスーラはフィールド魔法があれば蘇生できるため効果無効&除外を使い終わって壁としての役目も終わったメインフェイズ2でヘルのリリースコストとして墓地へ送っても次のスタンバイフェイズに戻ってくる為、いくらでもコストの確保が可能。

また墓穴の指名者すら回避できてしまうため、もはやヘルはドーハスーラの為に生まれてきたのでは?と思ってしまうほど。
不死王コンビの誕生です。

アンデットワールドを採用しているなら特殊召喚時効果のあるモンスターなら何でも

かなり迷ったのですが、シンクロ~エクシーズ(実用的ではないけれど)までなんでも蘇生できてしまうので奇襲性を考えてここは何でもござれとしておきます。

死の王ヘル考察まとめ

初見で見たときの印象よりはるかに使いやすく強いですね。
次回あたりはヘル採用のアンデットデッキを公開しようかと思います。ヘルを採用できたことで生まれた新たな盤面などもあるので、それらをご紹介します。

あと全然関係ないかもですが、ヘルの絵ってどこか不思議の国のアリスっぽくないですか?w