「妨害盤面をたてよう!」みたいな記事を僕はたくさん書いています。
で、こんなにも書いていて僕自身も間違えたりするのが”カードの発動”と”効果の発動”の違いなんですよね。
これは遊戯王wiki効果の発動を参照するとわかりやすいのですが、結論から書きますと
似て非なるものでカードの発動とは「手札やセットされた魔法罠カード」が発動すること
効果の発動とは「魔法罠モンスター効果」全般を含みます。
どういう違いがあるのかを見ていきましょう。
で、こんなにも書いていて僕自身も間違えたりするのが”カードの発動”と”効果の発動”の違いなんですよね。
これは遊戯王wiki効果の発動を参照するとわかりやすいのですが、結論から書きますと
似て非なるものでカードの発動とは「手札やセットされた魔法罠カード」が発動すること
効果の発動とは「魔法罠モンスター効果」全般を含みます。
どういう違いがあるのかを見ていきましょう。
厄介なコンマイ語、”カードの発動”と”効果の発動”の違い
遊戯王wikiは相当頭の良い人が書いてるんだなあと思ったたとえ話で
「カードの発動は銃、効果は発射された弾」
という表現がなされています。
これ具体的な例でセットしていた汎用性の高い妨害札を発動したとしましょう。
①の効果はフィールドでセットされた状態で発動するので「カードの発動」つまり銃(カード)から弾(効果)が発射(発動)されたことを意味します。
で、②の効果ですね、墓地にて発動するもの。
これは「効果の発動」にあたります。イメージとしては墓地に落ちた弾からまた弾がこちらにむかって飛んでくるイメージ。いや、怖いわw
このイメージの違いです。
魔法罠に限って、フィールド・手札で発動する魔法罠は「カードの発動」
墓地や除外ゾーンなどで発動するの効果は「効果の発動」
モンスターだと基本的にはモンスター効果はそのまま「モンスター効果」として書かれることが多いのですが、これは「効果の発動」になります。
モンスターカードの発動って言わないですよね、モンスターの効果を発動っていうことが多いと思います。
「カードの発動は銃、効果は発射された弾」
という表現がなされています。
これ具体的な例でセットしていた汎用性の高い妨害札を発動したとしましょう。
ブレイクスルー・スキル
通常罠
(1):相手フィールドの効果モンスター1体を対象として発動できる。
その相手モンスターの効果をターン終了時まで無効にする。
(2):自分ターンに墓地のこのカードを除外し、
相手フィールドの効果モンスター1体を対象として発動できる。
その相手の効果モンスターの効果をターン終了時まで無効にする。
この効果はこのカードが墓地へ送られたターンには発動できない。
(1):相手フィールドの効果モンスター1体を対象として発動できる。
その相手モンスターの効果をターン終了時まで無効にする。
(2):自分ターンに墓地のこのカードを除外し、
相手フィールドの効果モンスター1体を対象として発動できる。
その相手の効果モンスターの効果をターン終了時まで無効にする。
この効果はこのカードが墓地へ送られたターンには発動できない。
①の効果はフィールドでセットされた状態で発動するので「カードの発動」つまり銃(カード)から弾(効果)が発射(発動)されたことを意味します。
で、②の効果ですね、墓地にて発動するもの。
これは「効果の発動」にあたります。イメージとしては墓地に落ちた弾からまた弾がこちらにむかって飛んでくるイメージ。いや、怖いわw
このイメージの違いです。
魔法罠に限って、フィールド・手札で発動する魔法罠は「カードの発動」
墓地や除外ゾーンなどで発動するの効果は「効果の発動」
モンスターだと基本的にはモンスター効果はそのまま「モンスター効果」として書かれることが多いのですが、これは「効果の発動」になります。
モンスターカードの発動って言わないですよね、モンスターの効果を発動っていうことが多いと思います。
魔法罠カードの発動を無効にするカードの具体例
ナチュル・エクストリオ
融合・効果モンスター
星10/地属性/獣族/攻2800/守2400
「ナチュル・ビースト」+「ナチュル・パルキオン」
このカードの融合召喚は上記のカードでしか行えない。
(1):魔法・罠カードが発動した時、
自分の墓地のカード1枚を除外し、デッキの一番上のカードを墓地へ送って発動できる。
このカードがフィールドに表側表示で存在する場合、その発動を無効にし破壊する。
星10/地属性/獣族/攻2800/守2400
「ナチュル・ビースト」+「ナチュル・パルキオン」
このカードの融合召喚は上記のカードでしか行えない。
(1):魔法・罠カードが発動した時、
自分の墓地のカード1枚を除外し、デッキの一番上のカードを墓地へ送って発動できる。
このカードがフィールドに表側表示で存在する場合、その発動を無効にし破壊する。
ターン1制限のついていない魔法罠カードの発動無効、正真正銘の化け物ナチュル・エクストリオですが、このカードにも弱点があります。
それは先ほど例に出したブレイクスルー・スキルの墓地効果には反応できない点ですね。
ナチュル・エクストリオが無効にできるのは「魔法罠カードの発動」に対して万能なカウンターを内蔵しているわけであって「効果の発動」は無効にできません。
確かにカードの発動を抑え込まれてしまうと動けませんが墓地で発動する効果の場合はカードの発動を伴わないので問題ないという感じですね。
ちなみに僕は何度も封殺されていますw
効果の発動を無効にするカードの具体例
FAライトニングマスター
シンクロ・効果モンスター
星7/光属性/機械族/攻 0/守2000
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
(1):このカードの攻撃力はこのカードのレベル×300アップする。
(2):このカードが守備表示モンスターを攻撃した場合、その守備力を攻撃力が超えた分だけ戦闘ダメージを与える。
(3):「F.A.」魔法・罠カードの効果が発動した場合に発動できる(ダメージステップでも発動可能)。
このカードのレベルを1つ上げる。
(4):1ターンに1度、相手が魔法・罠カードの効果を発動した時に発動できる。
このカードのレベルを2つ下げ、その発動を無効にし破壊する。
星7/光属性/機械族/攻 0/守2000
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
(1):このカードの攻撃力はこのカードのレベル×300アップする。
(2):このカードが守備表示モンスターを攻撃した場合、その守備力を攻撃力が超えた分だけ戦闘ダメージを与える。
(3):「F.A.」魔法・罠カードの効果が発動した場合に発動できる(ダメージステップでも発動可能)。
このカードのレベルを1つ上げる。
(4):1ターンに1度、相手が魔法・罠カードの効果を発動した時に発動できる。
このカードのレベルを2つ下げ、その発動を無効にし破壊する。
よくアンデットデッキでも使用している頼れるレベル7シンクロモンスター、FAライトニングマスター。
このモンスターの強みは「効果の発動」をも抑え込むことができるんですよね。
先ほどのナチュル・エクストリオは「魔法罠カードの発動」を無効にできるモンスターでしたが、こちらは「効果の発動を無効」にするタイプなのでカードの発動でも効果が発動していることになるため無効にすることが出来ます。
先ほどのブレイクスルー・スキルも同様にフィールドで発動する分にも墓地で発動する分にも対応できるカウンターとなるんですよね、強い!
絶対に覚えておくべきカードor効果の「発動を無効にする」の違い まとめ
最後に発動を無効にできるカードは”ダメージステップ時”にも発動でき、効果無効のみはダメージステップ時には発動できないので注意が必要