禿鷹の巣

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カウンターに絶望しないで、一旦テキストを確認しよう




どうも不自由なYPです。


僕「では、煉獄の虚無を発動します、チェーンは?」

相手「なしで」

僕「煉獄の虚無の効果発動、墓地へ送ります。チェーンは?」

相手「神の宣告で」

僕「ふぁ!?」

そのまま効果無効破壊され負ける。

なんてことが昔ありました。

今思えば神系カウンターとはいえ反応できるタイミングや効果などをしっかり確認してればなあと思いますが、みなさんこういう経験ないですか?

意外と抜け穴がある?カウンター罠


ちゃんとテキストとルールを頭に叩き込めば防げるプレミもあるためちょっと復習です。

カードの発動と効果の発動は似ているようで違いますよね。
以前こんな記事を書きましたが、カウンター罠にも対応できるものとそうでないものがあります。

先ほどの例でいうと

神の宣告



カウンター罠
(1):LPを半分払って以下の効果を発動できる。
●魔法・罠カードが発動した時に発動できる。
その発動を無効にし破壊する。
●自分または相手がモンスターを召喚・反転召喚・特殊召喚する際に発動できる。
それを無効にし、そのモンスターを破壊する。

神の宣告は”カードの発動”には反応できるのですが、永続魔法罠や、墓地にて発動された魔法罠については反応できないテキストになります。

なので煉獄の虚無の”カードの発動”に相手がチェーンを組まず、”効果の発動”にチェーンを組んだのは間違いということに。

今書いてて思いますが難しいですねw

有名なカウンター罠のテキストを確認してみよう


普段遊んでいて良く目にするカウンター罠を今一度ピックアップしてみました。

オルフェゴール・クリマクス



カウンター罠
このカード名の(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
(1):自分フィールドに「オルフェゴール」リンクモンスターが存在し、
モンスターの効果・魔法・罠カードが発動した時に発動できる。
その発動を無効にし除外する。
(2):墓地のこのカードを除外して発動できる。
デッキのモンスター及び除外されている自分のモンスターの中から、
機械族・闇属性モンスター1体を選んで手札に加える。
この効果を発動するターン、自分は機械族・闇属性モンスターしか特殊召喚できない。

オルフェゴールリンクモンスターの存在が条件となりますが、魔法罠カードの発動とモンスター効果の発動を無効除外できる強力な効果。

ですが、先ほどの神の宣告と同様で魔法罠に関してはカードの発動にのみチェーンできるので使用する際も使用される際も注意が必要です。

竜星の九支



カウンター罠
(1):自分フィールドに「竜星」カードが存在し、
モンスターの効果・魔法・罠カードが発動した時に発動できる。
その発動を無効にし、そのカードを持ち主のデッキに戻す。
その後、このカード以外の自分フィールドの「竜星」カード1枚を選んで破壊する。

竜星カードが存在することが条件のカウンターです。

クリマクス同様なので割愛しますがボウテンコウをシンクロ召喚したらサーチできるってお手軽ですね。

神の通告



カウンター罠
(1):1500LPを払って以下の効果を発動できる。
●モンスターの効果が発動した時に発動できる。
その発動を無効にし破壊する。
●自分または相手がモンスターを特殊召喚する際に発動できる。
その特殊召喚を無効にし、そのモンスターを破壊する。

1500のライフなんて軽い軽いw
モンスター効果無効破壊or特殊召喚無効破壊と伏せるだけで仕事する強い奴。

枠が空いたら積みたい罠ですね。

レッド・リブート



カウンター罠(2020年1月1日から準制限カード)
このカードはLPを半分払って手札から発動する事もできる。
(1):相手が罠カードを発動した時に発動できる。
その発動を無効にし、そのカードをそのままセットする。
その後、相手はデッキから罠カード1枚を選んで自身の魔法&罠ゾーンにセットできる。
このカードの発動後、ターン終了時まで相手は罠カードを発動できない。

先日の制限改訂にて準制限となってはいますが非常に強力なカウンターでワンキルを決めたりバック除去を握れているなら一気にカタを付けられるパワーカード。

罠カードの発動をトリガーとできるので相手の神カウンターや王宮の勅命など厄介なカードを封じつつ一気に形勢逆転を狙えます。

君(カウンター)が居ない世界のスピードに僕はついていけるだろうか


昨今オルターガイストやサブテラーや罠バーンなど一部を除いては採用がほとんど見られない罠カードですがいざ使われてみると「自分も積むか」と思えるほどに強力なカードばかりです。

特にチェーンブロックがこれ以上組めないというのは大きなアドバンテージでもあり、このスピードについていけるか否かで勝敗が決することも少なくありません。

みなさんの参考になれば幸いです。