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[アンデットのススメ]ドーハスーラ軸アンデット解体新書~回し方、初手に何を握り何を目指すか?~



  • アンデットデッキの回し方を知りたい

どうも不自由なYPです。

解体新書ということで今回はデッキに採用するカードを紹介。
前回はメインデッキに積むモンスターカードということでまとめました。

今回は具体的な回し方についてお話していきたいと思います。
「ワンパターンやろ?」と思われるかもしれませんが、ワンパターンを極めると次のパターンを狙う足掛かりになりますし、実際に組んでみたけどどう回せばいいのか?ドーハスーラとアンワだけでいいのか?みたいなところも含めてだいぶ長くなりそうですが、お付き合いいただければと思います。

またこの記事を書く目的として
  • アンデット使いが増えること

を念頭に筆を走らせたいと思います。



手札2枚でドーハ軸で目指すべき盤面、ハリ、サッカー墓地ドーハ


アンデットで手札2枚から展開していく中で一般的なルートです。
これらを書き出していくと余裕の10万文字とか超えてさすがに読むのも疲れると思うので割愛しますが主な展開ルートのみを書き出していきます。もし質問などがあればツイッターでお願いします。
※必要手札を書き出していますがもしかしたら間違ってるかもなので教えてもらえる幸いです。

不知火の隠者ルート

+馬頭鬼
+屍界のバンシー
+牛頭鬼
+星邪の神喰
+おろかな埋葬
+アンデットワールド

ユニゾンビルート

+馬頭鬼
+屍界のバンシー
+星邪の神喰
+おろかな埋葬
+アンデットワールド
+簡易融合

屍界のバンシールート

+ワン・フォー・ワン
+簡易融合

牛頭鬼ルート

+簡易融合
+アンデットワールド
+おろかな埋葬

召喚僧サモンプリーストルート

+魔法コストのみ

おろかな埋葬ルート

+牛頭鬼
+アンデットワールド

終末の騎士ルート

+簡易融合
+アンデットワールド

これらの展開ルートにおいて必須項目

    下記2点がクリアできればモンスター効果無効&除外とワンドローが可能なのでお手軽です。

    アンデットワールドにアクセスすること


    アンデットワールドまでのアクセスについては死活問題であり超融合や群雄割拠などのギミック、シナジーの強いドーハなどを生かすことができないため絶対に必要な札と言えます。
    なんとしてでも屍界のバンシーを墓地へ送り少なくともアンデットワールドを貼れるだけで相手次第では行動阻害が可能なのでこれだけは譲れませんね。

    モンスター2体を並べること


    モンスター2体を並べることが重要なんですが先ほどの必要手札ルート次第ではハリファイバーが立たないルートもあります。つまりハリファイバーの効果でグローアップ・ブルームを呼び出していないということなんですが、これは何かしらの方法でアンデットワールドを発動しグローアップ・ブルームを落としてドーハを特殊召喚しヴァンパイア・サッカーを出していることになります。(終末の騎士+アンデットワールドなんてそうですね)
    ハリファイバーを呼びださないルートはニビルケアしつつ盤面を作れるのでそれはそれで良いと思います。

    具体的なルートはこんな感じ


    不知火ルート


    手札に馬頭鬼


    1 不知火の隠者を通常召喚。自身をリリースしてデッキからユニゾンビを特殊召喚


    2 ユニゾンビの②の効果でデッキから死界のバンシーを墓地へ落とし、①の効果で手札の馬頭鬼を墓地へ捨てる


    3 墓地の馬頭鬼を除外して墓地の屍界のバンシーを特殊召喚


    4 ユニゾンビと屍界のバンシーで水晶機巧ーハリファイバーをリンク召喚、召喚成功時効果でデッキからグローアップ・ブルームを特殊召喚


    5 グローアップ・ブルームでリンクリボーをリンク召喚、墓地へ送られたグローアップ・ブルームを除外して発動チェーンして屍界のバンシーを除外して発動、デッキからアンデットワールドを発動し死霊王ドーハスーラを特殊召喚


    6 死霊王ドーハスーラとリンクリボーでヴァンパイア・サッカーをリンク召喚


    これが基本ベースとなり、一番目指しやすい盤面です。
    手札二枚からお手軽2妨害+ワンドロー。
    ここから突っ込んで強い盤面作るにはもうちょい必要札が増えるので3枚展開のところで解説していきます。
    不知火の隠者と合わせるカードたちはこちらにまとめています。

    屍界のバンシールート


    不知火の隠者と合わせる場合は上記と順序が変わるだけで同上としますが、他にも合わせられるカードもありますのでこちらを参照ください。


    牛頭鬼ルート

    手札にチューナーを特殊召喚できる札、簡易融合など手札消費を許すならワン・フォー・ワンなどでもいい。
    簡易融合の場合


    1 牛頭鬼を通常召喚。効果でデッキから墓地へ屍界のバンシーを落とし除外して効果発動アンデットワールド発動


    2 簡易融合でライフコストを支払い、テセウスの魔棲物を特殊召喚


    3 牛頭鬼とテセウスの魔棲物で水晶機巧ーハリファイバーをリンク召喚、召喚成功時効果でデッキからグローアップ・ブルームを特殊召喚


    4 グローアップ・ブルームでリンクリボーをリンク召喚、墓地へ送られたグローアップ・ブルームを除外して発動、死霊王ドーハスーラを特殊召喚


    5 死霊王ドーハスーラとリンクリボーでヴァンパイア・サッカーをリンク召喚


    手札消費2枚からだと魔法罠に弱い

    手札消費2枚で出来る盤面としては悪くないかと思うんですが、これだと魔法罠に対しての耐性、カウンターを用意できておらず看破されることが非常に多いです。
    残り手札に魔法罠に対してメタ、例えば相性のよい闇のデッキ破壊ウイルスなどが引けていればまだ対策のしようがあるものの心元ないですね。
    ナチュル・ビーストを立てるこんな構築ならまだいけそうですが。


    手札3枚から展開するルート

    手札3枚からハリファイバー+レベル4モンスター+死の王ヘル+アンデットワールド+墓地ドーハ+→次のターンFAライトニングマスター

    目指すべきはヘルとハリファイバー、レベル4モンスター、墓地ドーハです。

    相手ターンにはなってしまいますが魔法罠に対するカウンターとしてライトニングマスターを立てることでドーハでモンスター、ライトニングマスターで魔法罠を見られる体制ができるわけですね。
    ※ルートについてなのですが、先ほどの必要初手にその中から一枚あれば大体いけるので割愛します。

    不知火ルート


    手札に馬頭鬼、アンデットワールド


    1 アンデットワールドを発動、不知火の隠者を通常召喚。自身をリリースしてデッキからユニゾンビを特殊召喚


    2 ユニゾンビの②の効果でデッキから牛頭鬼を墓地へ落とし、②の効果で墓地の不知火の隠者を除外し手札の馬頭鬼を特殊召喚


    3 ユニゾンビと馬頭鬼で水晶機巧ーハリファイバーをリンク召喚、召喚成功時効果でデッキからグローアップ・ブルームを特殊召喚


    4 墓地の馬頭鬼を除外して発動、墓地の牛頭鬼を特殊召喚、牛頭鬼の効果でデッキから死霊王ドーハスーラを墓地へ送る


    5 グローアップ・ブルームでリンクリボーをリンク召喚、墓地へ送られたグローアップ・ブルームを除外して発動、死の王ヘルを特殊召喚


    こちらターン終了時の盤面は、ハリファイバー、リンクリボー、死の王ヘル、牛頭鬼、墓地にドーハという状況。

    相手ターンスタンバイ時に墓地のドーハが蘇生


    メインフェイズ、水晶機巧-ハリファイバーを除外してEXデッキからシューティングライザードラゴンをシンクロ召喚


    特殊召喚成功時効果でデッキから死界のバンシーを落としレベルを3に、そのまま牛頭鬼とシンクロ召喚しFAライトニングマスターをシンクロ召喚。


    これにて魔法罠モンスター効果に対応できる盤面となります。

    なお、ライトニングマスターはレベルを消費し魔法罠に対応する効果を有しますが一度墓地へ送って蘇生してしまえばレベル7でまた復活する上、ユニゾンビの効果対象にすれば打点要員として使うことも可能です。

    こちらが参考になるかと思われます。

    ドーハ軸アンデットデッキの回し方


    僕が思うドーハ軸の回し方はシンプルです。

    とにかくドーハスーラまでのアクセスを確実にできるようにしておく


    ドーハスーラはフィールド魔法さえあれば何度でも蘇生できるのでとにかく出しておけばアドで効果については”盾でもあり槍である”ので相手をけん制しつつボードアドバンテージを得ていきます。
    軸となるドーハへのアクセス方法がフィールド魔法を貼って墓地へ落としておくだけというお手軽さ。
    墓地へ落とす手段とアンデットワールドを貼る術をふんだんに用意しておきたいところ。

    種族操作による恩恵をロックと除去


    これは記事にもさせてもらったのですが、アンデットワールドの影響範囲が相手も含めてフィールド・墓地にまで及ぼすものでありリンク主体のテーマで素材に種族を指定するモンスターは軒並み出すことが出来ない状況になります。
    これに輪をかけて群雄割拠でロックしてみたり
    超融合でアンデット族になった相手のモンスターを素材にドラゴネクロを融合してみたりと種族操作を上手く使って相手のボードを荒らしていくプレイングが重要となってきます。

    相手ターンに動きテンポアドを取る


    ドーハスーラが毎スタンバイに戻ってきます。
    ハリファイバーで相手メインに除外し、シューティング・ライザー・ドラゴンで相手ターンにシンクロ。
    死の王ヘルで相手ターンに墓地のモンスターを蘇生し効果を使ってみたり、墓地へ送ることで効果を使えるモンスターを墓地へ送ります。
    ジャック・ア・ボーランで相手メインに墓地のモンスターに干渉しこちらに蘇生してみたり
    相手のテンポをずらす、テンポアドバンテージをこちらが得るのが強かったりするんですよね。

    [アンデットのススメ]ドーハスーラ軸アンデット解体新書~回し方、初手に何を握り何を目指すか?~まとめ

    ここまで書いといて思うんですが、いや、長いっすねw

    初手および回し方を書かせてもらったんですが、もはやどこからどこまでを書こうかすごく悩みましたw
    結果的に割愛したルートなどもありますが、おおまかな流れがつかめればいいかなと思います。

    回し方はシンプルなのであとはどう味付けしていくか?は回す人の構築とプレイングになってくるのでここらへんは好みです。

    初手からどのように動くかを全部書き出していこうかとも思ったのですが、あんまりに長すぎて小一時間くらいかかってしまうので割愛させてもらいましたが何か質問などがあればツイッターにて質問いただければと思います。間違ってたらご指摘お願いします。

    みなさんの参考になれば幸いです。