3月7日発売予定 シークレットスレイヤーズより登場する新しいアンデットテーマ『エルドリッチ』
頭の中だけですが、回していて「相当強い」と確信しているテーマであります。
今回はこの『エルドリッチ』と相性の良さそうなカードをご紹介したいと思います。
ただ僕が思いつく限り、ですので更に相性の良いカードがあればTwitterで教えていただけると嬉しいです。
『エルドリッチ』は過去のアンデットテーマとは全く違う動きとなり、モンスターの採用枚数や今まで必須だった死霊王ドーハスーラすら採用しないかもしれない強力なテーマだと思っていて現在判明しているテーマカードの時点で身内デュエルで結構猛威を振るいそうなテーマです。
さすがに環境に入るか?となると話は変わりますが、それでも発売され実際にカードに触れてみると思わぬ強さを発揮するかもしれません。
『エルドリッチ』はソリティアをするタイプのテーマではないことも特徴的でどちらかと言えばインフェルノイドのように墓地を肥やしリソースを確保、肥えた墓地からどう有利に勝負していくか?がプレイスタイルとなります。
汎用性が高く『エルドリッチ』と相性の良いカード
スキルドレイン
いきなりメタカードですがADS動画などではメインからしっかり採用されているカード。
『エルドリッチ』黄金卿エルドリッチや黄金郷の~罠モンスターはフィールドで発動する効果や永続効果を持たないカードばかりです。
そのためスキルドレインの効果を相手のみ与えることができ、環境テーマで言えば叢雲ダイーザやオルフェゴール、閃刀姫などを動けなくすることも可能。
また現在猛威を振るっているドラグーンすらただのバニラと化します。
天威無双の拳
カウンター罠
(1):自分フィールドに効果モンスター以外の表側表示モンスターが存在し、
モンスターの効果・魔法・罠カードが発動した時に発動できる。
その発動を無効にする。
(2):セットされたこのカードが相手の効果で破壊された場合に発動できる。
EXデッキから効果モンスター以外のモンスター1体を特殊召喚する。
(1):自分フィールドに効果モンスター以外の表側表示モンスターが存在し、
モンスターの効果・魔法・罠カードが発動した時に発動できる。
その発動を無効にする。
(2):セットされたこのカードが相手の効果で破壊された場合に発動できる。
EXデッキから効果モンスター以外のモンスター1体を特殊召喚する。
『エルドリッチ』では黄金卿エルドリッチ以外のモンスターカードが存在せず、他は罠モンスター(通常)がフィールドに存在することになります。
なのでシンプルにカウンター罠として積んでもいいかもしれません。
永久に輝けし黄金郷もテーマ内カウンターで存在するので中々に固い盤面を作ることができます。
悪魔嬢リリス
効果モンスター
星3/闇属性/悪魔族/攻2000/守 0
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):召喚したこのカードの元々の攻撃力は1000になる。
(2):自分フィールドの闇属性モンスター1体をリリースして発動できる。
デッキから通常罠カード3枚を相手に見せ、
相手はその中からランダムに1枚選ぶ。
そのカード1枚を自分フィールドにセットし、残りのカードはデッキに戻す。
この効果は相手ターンでも発動できる。
星3/闇属性/悪魔族/攻2000/守 0
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):召喚したこのカードの元々の攻撃力は1000になる。
(2):自分フィールドの闇属性モンスター1体をリリースして発動できる。
デッキから通常罠カード3枚を相手に見せ、
相手はその中からランダムに1枚選ぶ。
そのカード1枚を自分フィールドにセットし、残りのカードはデッキに戻す。
この効果は相手ターンでも発動できる。
先述のように罠モンスターや罠カードが多いこのテーマではサーチ手段として悪魔嬢リリスが輝きます。
3枚積んでいれば実質サーチな上に灰流うららを受けず、先攻であればほぼ通すことの出来るリリスは3枚積んでいてもいいかもしれません。
自身をリリースする性質上スキルドレインをすり抜けられるのも噛み合いがいいですね。
隣の芝刈り
『エルドリッチ』は墓地を如何に早く肥やせるか?が勝利を掴むための条件となります。
芝刈りを採用する場合60枚デッキが推奨なので墓地に落ちても使えるブレイクスルー・スキルや迷い風などを採用しているといいかもしれません。
エルドリクシルや黄金郷カードは墓地から除外することで効果を発動するものばかりなのでこれで一気に片をつけることもできそうです。
名推理
通常魔法
(1):相手は1~12までの任意のレベルを宣言する。
通常召喚可能なモンスターが出るまで自分のデッキの上からカードをめくり、
そのモンスターのレベルが宣言されたレベルと同じ場合、
めくったカードを全て墓地へ送る。
違った場合、そのモンスターを特殊召喚し、
残りのめくったカードは全て墓地へ送る。
(1):相手は1~12までの任意のレベルを宣言する。
通常召喚可能なモンスターが出るまで自分のデッキの上からカードをめくり、
そのモンスターのレベルが宣言されたレベルと同じ場合、
めくったカードを全て墓地へ送る。
違った場合、そのモンスターを特殊召喚し、
残りのめくったカードは全て墓地へ送る。
個人的に真っ先に積んでおきたいと思ったのがこのカード。
60枚デッキで無くても使える性質、当てられにくい黄金卿エルドリッチのレベル10、先述した悪魔嬢リリスも当てられにくいですね。
40枚デッキ教の信者としてはこれでアドを狙っていきたい。
モンスターゲート
通常魔法
(1):自分フィールドのモンスター1体をリリースして発動できる。
通常召喚可能なモンスターが出るまで自分のデッキの上からカードをめくり、
そのモンスターを特殊召喚する。
残りのめくったカードは全て墓地へ送る。
(1):自分フィールドのモンスター1体をリリースして発動できる。
通常召喚可能なモンスターが出るまで自分のデッキの上からカードをめくり、
そのモンスターを特殊召喚する。
残りのめくったカードは全て墓地へ送る。
コストにモンスターを要するので名推理の下位互換ですが、罠モンスターを墓地に送りつつ発動できるので腐る場面は少なそうです。
強欲で金満な壺
通常魔法
(1):自分メインフェイズ1開始時に、自分のEXデッキの
裏側表示のカード3枚または6枚をランダムに裏側表示で除外して発動できる。
除外したカード3枚につき1枚、自分はデッキからドローする。
このカードの発動後、ターン終了時まで自分はカードの効果でドローできない。
(1):自分メインフェイズ1開始時に、自分のEXデッキの
裏側表示のカード3枚または6枚をランダムに裏側表示で除外して発動できる。
除外したカード3枚につき1枚、自分はデッキからドローする。
このカードの発動後、ターン終了時まで自分はカードの効果でドローできない。
『エルドリッチ』はソリティアをするテーマではないと思うのでEXは使えればラッキーくらいの感覚でコストに回すのも手。
ドローソースとして使い手札を肥やしましょう。
身代わりの闇
『エルドリッチ』は置物が多いテーマでハーピィの羽根箒やツインツイスターなどがかなり痛手となります。
後述しますが、僕はグローアップ・ブルームも採用しようと思っていて身代りの闇で盤面を守りつつグローアップ・ブルームを墓地へ送ることが出来れば手札に黄金卿エルドリッチを手札に加えることが出来て自分のターンに相手の盤面の除去から一気に勝負を仕掛けることが可能になります。
王家の神殿
永続魔法
「王家の神殿」の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分は罠カード1枚をセットしたターンに発動できる。
(2):自分フィールドの表側表示の「聖獣セルケト」1体と
このカードを墓地へ送ってこの効果を発動できる。
手札・デッキのモンスター1体または
エクストラデッキの融合モンスター1体を特殊召喚する。
「王家の神殿」の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分は罠カード1枚をセットしたターンに発動できる。
(2):自分フィールドの表側表示の「聖獣セルケト」1体と
このカードを墓地へ送ってこの効果を発動できる。
手札・デッキのモンスター1体または
エクストラデッキの融合モンスター1体を特殊召喚する。
相性が良いかなとは思うんですよね。
罠という性質上から相手ターンに発動する効果を自分ターンに使えるのは魅力なんですが、うーむ。
あとなにか良いシナジーがあると積んでもいいかなと思います、有識者に意見を頂きたいところです。
既存アンデット
現在活躍するアンデット族デッキでも採用率が高く強力なカードで『エルドリッチ』と相性の良さそうなカードです。
死霊王ドーハスーラ
効果モンスター
星8/闇属性/アンデット族/攻2800/守2000
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):「死霊王 ドーハスーラ」以外のアンデット族モンスターの効果が発動した時に発動できる。
以下の効果から1つを選んで適用する。
このターン、自分の「死霊王 ドーハスーラ」の効果で同じ効果を適用できない。
●その効果を無効にする。
●自分または相手の、フィールド・墓地のモンスター1体を選んで除外する。
(2):フィールドゾーンに表側表示でカードが存在する場合、
自分・相手のスタンバイフェイズに発動できる。
このカードを墓地から守備表示で特殊召喚する。
星8/闇属性/アンデット族/攻2800/守2000
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):「死霊王 ドーハスーラ」以外のアンデット族モンスターの効果が発動した時に発動できる。
以下の効果から1つを選んで適用する。
このターン、自分の「死霊王 ドーハスーラ」の効果で同じ効果を適用できない。
●その効果を無効にする。
●自分または相手の、フィールド・墓地のモンスター1体を選んで除外する。
(2):フィールドゾーンに表側表示でカードが存在する場合、
自分・相手のスタンバイフェイズに発動できる。
このカードを墓地から守備表示で特殊召喚する。
言わずもがなアンデットの王。
モンスターにやたら強く出ることができてほとんどの耐性を抜けることができる除去とモンスター効果無効を搭載したやばいやつ。
ただ、エルドリッチにおいてはフィールド魔法を使うテーマではないため無理してアンデットワールドとドーハスーラを採用するのは如何なものなのだろう?とは思いますね。
アンデットワールドでなくてもフィールド魔法であれば良いのでエルドリッチと相性の良いフィールド魔法があれば良いのですが、まだ見つけられていませんw
死の王ヘル
効果モンスター
星9/闇属性/アンデット族/攻 800/守2800
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):「死の王 ヘル」は自分フィールドに1体しか表側表示で存在できない。
(2):自分フィールドの「ジェネレイド」モンスターまたはアンデット族モンスター1体をリリースし、
そのモンスターとはカード名が異なる自分の墓地の、
「ジェネレイド」モンスターまたはアンデット族モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを守備表示で特殊召喚する。
この効果は相手ターンでも発動できる。
星9/闇属性/アンデット族/攻 800/守2800
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):「死の王 ヘル」は自分フィールドに1体しか表側表示で存在できない。
(2):自分フィールドの「ジェネレイド」モンスターまたはアンデット族モンスター1体をリリースし、
そのモンスターとはカード名が異なる自分の墓地の、
「ジェネレイド」モンスターまたはアンデット族モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを守備表示で特殊召喚する。
この効果は相手ターンでも発動できる。
こちらもアンデット蘇生の母。
しかし、ドーハスーラと違って制圧するタイプではないので優先度は低め。
ただ任意のタイミングで罠モンスターを墓地へ送れるので噛み合いは悪くないはず。
蘇生対象を無闇に黄金卿エルドリッチにしてしまうと高い打点で殴れなくなるので状況判断が重要です。
グローアップ・ブルーム
チューナー・効果モンスター
星1/闇属性/アンデット族/攻 0/守 0
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが墓地へ送られた場合、墓地のこのカードを除外して発動できる。
デッキからレベル5以上のアンデット族モンスター1体を手札に加える。
フィールドゾーンに「アンデットワールド」が存在する場合、
手札に加えず特殊召喚する事もできる。
この効果の発動後、ターン終了時まで自分はアンデット族モンスターしか特殊召喚できない。
星1/闇属性/アンデット族/攻 0/守 0
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが墓地へ送られた場合、墓地のこのカードを除外して発動できる。
デッキからレベル5以上のアンデット族モンスター1体を手札に加える。
フィールドゾーンに「アンデットワールド」が存在する場合、
手札に加えず特殊召喚する事もできる。
この効果の発動後、ターン終了時まで自分はアンデット族モンスターしか特殊召喚できない。
先述のように身代りの闇との噛み合いから採用したいところ。
チューナーでもあり使いやすいレベル1なのでワンフォーワンからのリクルートなど重宝するモンスターです。
ただし効果を使うとアンデット制約が発生するので注意。
ユニゾンビ
チューナー・効果モンスター
星3/闇属性/アンデット族/攻1300/守 0
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
手札を1枚捨て、対象のモンスターのレベルを1つ上げる。
(2):フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
デッキからアンデット族モンスター1体を墓地へ送り、対象のモンスターのレベルを1つ上げる。
この効果の発動後、ターン終了時までアンデット族以外の自分のモンスターは攻撃できない。
星3/闇属性/アンデット族/攻1300/守 0
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
手札を1枚捨て、対象のモンスターのレベルを1つ上げる。
(2):フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
デッキからアンデット族モンスター1体を墓地へ送り、対象のモンスターのレベルを1つ上げる。
この効果の発動後、ターン終了時までアンデット族以外の自分のモンスターは攻撃できない。
きみはどこにでも噛み合ってくれるなあと感嘆を隠せないアンデットの真の王かもしれんユニゾンビ。
デッキから黄金卿エルドリッチを落としたり、グローアップ・ブルームを落として手札に加えたり、手札のエルドリクシルや黄金郷魔法罠を墓地へ送り墓地起動効果を使うなどエンジン部分として非常に優秀。
さすがはアンデットの真の王。
性能が壊れています。
牛頭鬼
効果モンスター
星4/地属性/アンデット族/攻1700/守 800
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分メインフェイズに発動できる。
デッキからアンデット族モンスター1体を墓地へ送る。
(2):このカードが墓地へ送られた場合、
自分の墓地から「牛頭鬼」以外のアンデット族モンスター1体を除外して発動できる。
手札からアンデット族モンスター1体を特殊召喚する。
星4/地属性/アンデット族/攻1700/守 800
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分メインフェイズに発動できる。
デッキからアンデット族モンスター1体を墓地へ送る。
(2):このカードが墓地へ送られた場合、
自分の墓地から「牛頭鬼」以外のアンデット族モンスター1体を除外して発動できる。
手札からアンデット族モンスター1体を特殊召喚する。
こちらはユニゾンビには劣るものの手札で腐る上級アンデット、ドーハスーラや死の王ヘルなどを場に出せるモンスターなので結構使えます。
場に出せば先程のユニゾンビのムーヴも可能。
4枚目のユニゾンビとしての採用候補です。
アドヴェンデット・セイヴァー
リンク・効果モンスター
リンク2/闇属性/アンデット族/攻1600
【リンクマーカー:左下/右下】
アンデット族モンスター2体
このカード名の(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードはモンスターゾーンに存在する限り、
カード名を「リヴェンデット・スレイヤー」として扱う。
(2):自分の墓地の「ヴェンデット」カード1枚を対象として発動できる。
そのカードを手札に加える。
(3):このカードが相手モンスターと戦闘を行うダメージ計算時、
デッキからアンデット族モンスター1体を墓地へ送って発動できる。
その相手モンスターの攻撃力はターン終了時まで、
墓地へ送ったモンスターのレベル×200ダウンする。
リンク2/闇属性/アンデット族/攻1600
【リンクマーカー:左下/右下】
アンデット族モンスター2体
このカード名の(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードはモンスターゾーンに存在する限り、
カード名を「リヴェンデット・スレイヤー」として扱う。
(2):自分の墓地の「ヴェンデット」カード1枚を対象として発動できる。
そのカードを手札に加える。
(3):このカードが相手モンスターと戦闘を行うダメージ計算時、
デッキからアンデット族モンスター1体を墓地へ送って発動できる。
その相手モンスターの攻撃力はターン終了時まで、
墓地へ送ったモンスターのレベル×200ダウンする。
EXからはアドヴェンデットセイヴァーを。
発動タイミングが遅くダメージ計算時ですが、コストで墓地へ送る処理なので妨害を受けにくい効果。
黄金卿エルドリッチを落としてからリンク3を狙うのも手ですね。
これまでと全く違った構築ができるエルドリッチには期待が高まる!!
アンデットはこれまでモンスターを展開する所謂ソリティアタイプが多かったのですが、『エルドリッチ』については魔法罠とカウンターで妨害して返しに大ダメージを狙うテーマのような感じがします。
もちろん構築次第でソリティアも無理じゃないという可能性の塊なテーマです。
はやく発売して欲しいですね!
みなさんの参考になれば幸いです。