禿鷹の巣

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強いデッキの8つの条件 前編



どうも不自由なYPです。

ふと気になり、「強いデッキの条件ってなんだろうか?」と思いツイッターにて投げかけてみると僕がリアルで知っている”強い人たち”やCS優勝、店舗代表取ったりと”凄い方々”から返答いただいて結構勉強になったのでシェアしたいと思います。

強いデッキの条件8つ


ざっと箇条書きすると
  1. 自由枠の多さ
  2. 手札消費の少なさ(一枚初動がある)
  3. 制圧力(モンスター、魔法罠への妨害数が多い)
  4. 突破力(妨害を踏み抜いていける手数の多さ)
  5. 妨害を受けた際の着地点がある
  6. 行動制約
  7. 打点の高さ
  8. テーマの強化が定期的に来る
このあたりが教えていただいたので具体的にどういうことかを説明していきたいと思います。
今回は前編なので

  • 自由枠の多さ
  • 手札消費の少なさ(一枚初動がある)
  • 制圧力(モンスター、魔法罠への妨害数が多い)
  • 突破力(妨害を踏み抜いていける手数の多さ)

を説明したいと思います。

自由枠の多さ

自由枠の多さは単純にデッキに内蔵できる誘発や神罠などの妨害枠をふんだんに使えるので初動札の確保さえ出来ていれば動けるテーマはやはり強いですね。
具体的には閃刀姫やオルターガイストなどがその類。
閃刀姫は追加効果が強力ですし、オルターガイストは罠の権化みたいな効果してますし、サブテラーもそうですね、あれも種族が違うからセンサー万別で相手の行動阻害や魔封じの芳香なんかは有名な動き。


効果モンスター
星1/地属性/魔法使い族/攻 800/守 500
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):相手が魔法・罠・モンスターの効果を発動した時、手札・フィールドのこのカードを墓地へ送り、
自分フィールドの「サブテラー」モンスター1体を対象として発動できる。
その発動を無効にする。
その後、対象のモンスターを裏側守備表示にする。
(2):自分フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを裏側守備表示にし、自分の手札・墓地の「サブテラー」モンスター1体を選んで
表側守備表示または裏側守備表示で特殊召喚する。

テーマ専用の妨害札以外に妨害積めるのはシンプルに強いテーマ、デッキと言えます。

自由枠が多い=妨害札
の構図も今では少々古くなってきていて、相手が予期せぬギミックなどを採用しプランBを用意できるのは面白かったりしますよね。

手札消費の少なさ(一枚初動がある)

一昔前のドラゴンリンクなんかはこれ。

ドラコネットを用意できれば3妨害のアポロウーサ、2つカウンターの乗っているヴァレルロード・S・ドラゴン、レッドデーモンアビス、タイタニックギャラクシー、なんかが並ぶのはもはや圧巻でしたね。


効果モンスター(制限カード)
星3/闇属性/サイバース族/攻1400/守1200
(1):このカードが召喚に成功した時に発動できる。
手札・デッキからレベル2以下の通常モンスター1体を守備表示で特殊召喚する。

手札消費の少なさは先述の自由枠が多いことにも通ずるのですが、1枚初動があるテーマ、デッキと2枚からしか動けないテーマではまじで全然違います。
AカップとEカップくらい違います。
1枚で動けるテーマは2枚だと更に盤石な盤面、動きが作ることができるので初動手札が少なければ少ないほどに強力と言えます。

具体的にはオルフェゴールでの宵星の騎士 ギルスや閃刀姫のレイ、サブテラーのシャンバラなんかもそうですね。

制圧力(モンスター、魔法罠への妨害数が多い)

これは言わずもがな相手の行動を妨害し自分の盤面を崩させないことが狙いとなります。
要は相手のしたいことをさせない盤面を作るということですね。

先にも書きましたが3妨害のアポロウーサに2つカウンターの乗ったヴァレルロード・S・ドラゴンを用意できれば1ターンに魔法罠は1回、モンスター効果3回妨害でき強力なのですが現在の遊戯王はこれくらいの妨害だと踏み越えられることが多いので、魔法罠にももう少し振りたいところではあります。


リンク・効果モンスター
リンク4/風属性/天使族/攻   ?
【リンクマーカー:上/左下/下/右下】
トークン以外のカード名が異なるモンスター2体以上
(1):「召命の神弓-アポロウーサ」は自分フィールドに1体しか表側表示で存在できない。
(2):このカードの元々の攻撃力は、このカードのリンク素材としたモンスターの数×800になる。
(3):相手がモンスターの効果を発動した時に発動できる。
このカードの攻撃力を800ダウンし、その発動を無効にする。

こんな感じで相手への妨害が多ければ多いほど強力な盤面で、それが手札1枚で出来たドラゴンリンクはマジで頭おかしいと思います。

突破力(妨害を踏み抜いていける手数の多さ)

先の制圧と真逆で相手の妨害を受けつつも自分の成したい盤面を目指していける突破力、いわゆる貫通札の多いデッキも強力だと言えます。
僕個人的には1枚のカードで1枚の妨害を踏みに行くよりも1枚で2回妨害を踏みに行ければそれだけでも十分に強力だと言えます。


効果モンスター
星4/地属性/アンデット族/攻1700/守 800
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分メインフェイズに発動できる。
デッキからアンデット族モンスター1体を墓地へ送る。
(2):このカードが墓地へ送られた場合、
自分の墓地から「牛頭鬼」以外のアンデット族モンスター1体を除外して発動できる。
手札からアンデット族モンスター1体を特殊召喚する。

僕が使っているアンデットで言えば牛頭鬼。
フィールドでは起動効果でデッキから墓地送り効果、墓地へ送られると墓地のアンデットを除外して手札のアンデットを特殊召喚できる効果。
と、フィールドを離れても墓地で活用できる効果があるだけで相手の妨害を著しく減らすことができるので、こういったカードを無理なく採用できるデッキは強いと言えますねw

強いデッキの8つの条件 前編 まとめ

自由枠の多さ、手札消費の少なさ、制圧力、突破力など強いテーマ、デッキに共通する項目ですが、こと環境に入り込むようなテーマなどはこれらの要素がしっかりと入っている感じはしますね。
次回は後半の4つ
妨害を受けた際の着地点がある
行動制約
打点の高さ
テーマの強化が定期的に来る

前半はポピュラーな感じでしたが後半も重要な要素だと思います。