さて、今回の記事はFF内でちょいちょい絡ませてもらっていたfumiyaさんが公式に問い合わせた内容が波紋を呼んでいることを受けて書いてます。
以前から双天強いんじゃね?強くなるポテンシャルはあるよな?と思い記事を書いてたんですよね。
双天のメインカードと言っても良い招来の裁定を公式へ問い合わせた内容がみんなの想像を外れた(良い意味で)回答だったのでご紹介。
タイトルにもありますが、双天招来の裁定、というより遊戯王のテキストの書き方についてみていきたいと思います。
双天招来のテキスト
通常魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):手札を1枚捨て、自分フィールドに「双天魂トークン」(戦士族・光・星2・攻/守0)を可能な限り特殊召喚する。
このターン、自分は融合モンスターしかEXデッキから特殊召喚できず、
自分フィールドのトークンはリリースできずエンドフェイズに破壊される。
その後、以下の効果を2回まで適用できる。
●自分の手札・フィールドから、「双天」融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを墓地へ送り、
その融合モンスター1体をEXデッキから融合召喚する。
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):手札を1枚捨て、自分フィールドに「双天魂トークン」(戦士族・光・星2・攻/守0)を可能な限り特殊召喚する。
このターン、自分は融合モンスターしかEXデッキから特殊召喚できず、
自分フィールドのトークンはリリースできずエンドフェイズに破壊される。
その後、以下の効果を2回まで適用できる。
●自分の手札・フィールドから、「双天」融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを墓地へ送り、
その融合モンスター1体をEXデッキから融合召喚する。
当初僕を含め双天に興味を持ったナイスガイたちがこのテキストを読んで「あー双天はリンクとかできねえのか」と諦めたはずなんですよ。
僕も以前に書いた記事で招来を紹介したときに「使うターンは融合しか出せないので注意しましょう」とドヤって書いてたわけですが、どうやらテキストの書き方が絶妙に違うらしいです。
「①~このターン~~できない」と「①~この効果を発動するターン~~できない」は違う
Twitterで解説してくださった方がいてすごく参考になったので引用させてもらいます。
効果外テキスト(①の効果より手前に記されたテキスト)に記されていない制約は基本的に発動後の残存効果として扱われます。よってこのカードの召喚制限のデメリットも効果処理の後に適用されることになります。— たまC.E.@リミットコードに無限の可能性を感じる者 (@Sin49019703) August 13, 2020
#遊戯王— ラスティ (@RustyGagaga555) August 14, 2020
発動前なら融合以外も出せる!ということが話題になっているのを見た。
よく見るとテキストにそう書いてある。
初心者の人に向ける覚え方としては
発動したターン←発動した後にかかる制約。
発動するターン←発動する前からかかっている制約
ごく一部の特殊裁定以外これで覚えよ!う 続く pic.twitter.com/JL5jwbpMHk
つまり
このカードを発動するターン、EXデッキから融合モンスターしか特殊召喚できない。
だと当然のことながらテキスト通り。
今回のような①~~に含まれている場合はその効果処理が終わってから適応される残存効果となるようです。
ややこしかった「~このターン、融合モンスターしかEXデッキから特殊召喚できず~」=「この効果の発動後~」という解釈で良いそうです。
また、「~するターン」(発動前も含む)と「~したターン」(発動以降)も同様です、書き方多いな。
というか、既存で「この効果の発動後」ってテキストが存在するんだからそれ使えばええのに、ややこしいことしてくれやがって双天の人気落ちたんもそういうとこやぞKONAMIと文句言いたくなる書き方ですよね。
しかし、文句ばかり言ってもしゃーないので今回は勉強になったということでよしとします。
知らない人も多かったテキストと処理のようでしたので誰かの参考になれば幸いです。