最近は専らエルドリッチを握り続けているのですが、タイトルのようにドローソースで悩んでます。
どうにもグスタフマックスがとんでキルできず負けたり、プレアデスがあれば、リンクスパイダーがあればと"たられば"な状態が続いてるんですよね。
そこで今回はエルドリッチに適したドローソースって果たして強欲で金満な壺だけでいいのか?
またEXを最大限活用するならどういうドローソースがいいのか?
ということについて考えていきたいと思います。
強欲で金満な壺のメリットとデメリット
エクストラに依存しにくい構築のデッキの場合、そのほとんどのドローソースが強欲で金満な壺な訳ですね。
まずは強欲で金満な壺のメリットやデメリットをご紹介。
メリット
- EXデッキを使わないテーマなら実質ノーコストで2枚ドロー出来る。
もうこれに尽きますよね。
2枚ドローで制約を踏まえてもめちゃくちゃ強いとは思います。
前述のようにEXデッキのモンスターを主戦力としないテーマであれば実質ノーコストです。
デメリット
- 使うタイミングが限定される。
- 使うと他の効果でドロー出来ない。
- EXが飛ぶ
まず1つ目で言えばかなりしんどい制約だと言えます、好きなタイミングでドローできる類似カードである強欲で貪欲な壺と違い、メインフェイズの一番最初に打たねばならないことから先に処理しないとダメなことも強欲で金満な壺を使う場合は先送りしなくてはなりません。
なかなかシビアだなと思いますね。
2つ目は他のドローソースと共有できないという点です。
ドローする効果とは共存できません。
例えば強欲で金満な壺を使った後に相手が発動を伴う特殊召喚をする時に増殖するGを握っていても"発動はできるが効果が適応されない"という事態になります。
これもまた1つ目同様シビアだなと思います。
そして、3つ目。
これはもう折り込み済みだろうと思われるかもですが、思い返すとオルターガイストでもヘクスティアが飛んだらめちゃめちゃしんどいように、エルドリッチでは瞬間火力が求められることが往々にしてあります。
今3500打点の破壊耐性程度抜ける術はいくらでもあるわけですね。
なのでEXに回答を詰め込むんですがこれが飛んじゃうのが今回記事で触れたい部分です。
さて、ここからはエルドリッチにおける強欲で金満な壺の使用感であったりのお話なんですが、個人的には採用当初からどうしても強欲で金満な壺が好きになれませんでした。(とはいえ採用はしている)
これはエルドリッチというせっかくレベル10と5が並ぶテーマなのでエクシーズを狙いたいという僕の傲慢さもあるのかもしれませんが、中々どうして使いたいEXのカードが飛んでいってしまいます。
もちろん、2枚のドローで救われることはたくさんありますし相手のうららをチェックしてみたり、相手の発動無効を打たせる使い方なんかも兼ねられるので非常に強力であることには違いありません。
しかし、冒頭にもありますが使いたいカードが気づけば飛んでいってせっかくレベルが揃っても中途半端な打点で越えられないなんてことが多々あります。
前置きが長くなりましたが今一度"エルドリッチで使ってみると面白そうなドローソース"をいくつかピックアップしていきたいと思います。
※構築次第では強欲で金満な壺が光ります。
ゴーキンを否定する記事ではないことをご了承ください。
EMポップアップ
まずはポップアップ。
後述する命削りの宝札と少し似ていますが、使い方によってはかなり可能性が広いドローソースといえます。
まずは手札を任意のタイミングで墓地へ送ることができるという点ですね。
こと、エルドリッチにおいて墓地へリソースを逃がしながら任意のカードへアクセスしたり墓地からエルドリッチ本体を場に出すことで黄金郷罠の本領発揮となります。
なので、手札を捨てられるのは正直かなり強いと思いますね、何より任意のタイミングと3枚捨てて3枚ドローという大胆な効果という点も評価できます。
しかしながらドローソースとは言いつつも実際は手札交換で1枚のアドバンテージロスが発生してはいます。エルドリッチでは許容できる範囲だとは思いますが。
また、ダメージも大きく命削りの宝札同様手札に誘発モンスターなどを引いてしまうとダメージ量が洒落にならないことになるという点には注意が必要です。
打つなら手札を3枚にして3枚捨てて3枚ドローを狙いたいところ。
更に重要なのがデュエル中盤になるとエルドリッチはエルドランドにアクセスできていない場合は手札が0ということもあり得るのでトップで回答を出せないことになることも。
まあ墓地のエルドリッチ本体の効果で1枚引けるのは引けるとは思いますが、中盤以降はかなり使いづらいのが本音ですね。
誘発を握れるダメージ付きの命削りの宝札みたいなイメージ。
命削りの宝札
最近このカードを採用した命削りエルドリッチが優勝していました。
さて、魔法罠がデッキ全体を占める真竜と同様の使い方が可能な訳ですが、エルドリッチはエンドフェイズに墓地で発動する黄金郷罠があるので非常に相性が良いように思われます。
しかし、反面手札誘発を採用できないのは大きなデメリットと言え素引きのハーピィの羽根箒でかなりの痛手を負います。
神の宣告による無効もライフコストが重くスキルドレインなどの永続罠での妨害が絡まないと弱い盤面なので横に並べられてキルなんてこともよくあります。
そういうとき誘発握れているかどうかで結構重要なので僕個人的には採用は難しいなと思ってます。
相乗り
ドローソースとは言えませんし相手依存にはなりますがこれも面白いなと思っていてエルドリッチは基本的に相手にターンを返すときって手札少ないんですよ。
なので、後述の増殖するGの保険として採用するのってどうなんだろうと思っているのがこの相乗りです。
相手のサーチや回収に反応するドローで相手とのアドバンテージ差を埋めます。
先程のポップアップや命削りと違い逆に誘発を積むことで真価を発揮する1枚だなとも思っています。
今後採用し使用感などを紹介します。
エルドリッチのドローソースを見直したい。思考停止で強金でいいの?まとめ
安定するのは強欲で金満な壺なのは百も承知なんですが、エクストラ6枚除外して2枚引いて罠伏せて相手の羽根箒で散らされるのであれば逆に割られても良いように相乗りとかも強いんじゃねーかと思ってます。
皆さんはエルドリッチのドローソースどう考えますか?