こんにちは。魔女教大罪司教【傲慢】担当のhagetaka@遊戯王/イケメンypです。
今回は現在、自分で使っていてとても楽しいデッキ【60シャドール】を紹介します。
元々【シャドールドラグマ】を使用していましたが、手札事故が非常に多く、なかなか満足のいく試合ができていませんでした。しかし、今回、その弱点を逆手にとり、デッキ枚数を60枚とすることでパワーカードを多く採用した【60シャドール】を思いつきました。
使用期間がまだ2週間程度で練度が低いですが、ドラスタ2号店の公認大会で全勝するなど勝率は大体7割くらいにまとまったので、記録として残すために今回は記事にしています。
ただ、構築自体は悩んでいる段階であり、この記事を見た【シャドール】有識者にブラッシュアップしてもらい、CS等でも結果を残せる構築にしていこうと思います。
今現在使用している構築はこちらになります。
1 【シャドール】とは
遊戯王OCG9期前半に環境トップシェアを誇ったデッキ群です。
それまでアド損行為でしかなかった融合召喚を「影依融合」のデッキ融合などを用いてアドバンテージを稼ぐようになり、融合召喚に革命を起こしたデッキです。
シャドールモンスターを融合素材とする事で能動的にモンスター効果を発動させ、除去やドローなどを自在に行い、アドバンテージを稼いでいきます。
融合召喚を用いて盤面を形成するため、基本的には3枚初動になります。そのため、初動の要求値は比較的高いデッキとなり、他の環境デッキに比べて手札事故が多く発生します。もっとも、現在は環境が低速化していることもあり、先行1ターン目に動けなくても戦える環境になっていることから関東を中心に環境上位に出てきているデッキです。
2 このデッキのコンセプト
デッキの特徴にも書いたとおり、【シャドール】は手札事故が発生しやすいデッキになります。そのため、僕のように引きが弱い人間が握ると何もできずに負けるということが比較的多く発生してしまいます。
実際、40枚構築の【シャドール】を使用していた際、公認大会で0-3など勝てないことが多く、その敗因のほとんどが融合召喚することができず、シャドールのモンスター効果を使えないことによるものでした。
そこで、「どうせ手札事故を起こすのであれば、その分パワーカードをたくさん入れた60枚デッキの方が勝率を残せるのでは」と考え、「隣の芝刈り」「強欲で貪欲な壺」を中心としたパワーカードを入れることにしました。
40枚構築では入れられないパワーカードを多く採用し、手札事故を起こした時でも山札のトップ1枚で解決することができるだけできるようにというのがこのデッキのコンセプトになります。
3 このデッキの強み・弱み
(1)強み
このデッキ最大の強みは「隣の芝刈り」を1番強く使えることです。「隣の芝刈り」によって、シャドールカードが落ちた場合、墓地リソースが増えることはもちろん、モンスターの特殊召喚、手札補充を「隣の芝刈り」1枚で行うことでき、【インフェルノイド】や【60枚エルドリッチ】よりも「隣の芝刈り」を強く使うことができます。基本的にこのカードが通れば勝ちです。また、「PSYフレームγ」があることが前提になりますが、「隣の芝刈り」「影依融合」に打たれる「灰流うらら」を止めつつ、「PSYフレームロードΩ」につなげることができればアド差を強烈に広げることができます。
さらに、このデッキは相手に合わせて柔軟に動くことができます。相手が展開するデッキであれば、「エルシャドール・ミドラーシュ」で制圧することができますし、墓地リソースで戦うデッキを相手にした場合、「影依の巫女エリアル」で相手の墓地リソースを削ることができます。相手のデッキに合わせて、動き方・落とすカードを変えることでどんな相手にも柔軟に対応できます。
また、仮に融合カードが手札に来ていなくても、シャドールモンスターをセットしてターンをまたぐことができますし、ドラグマギミックで時間をかけることで自分に有利な盤面を作りに行くことができます。
(2)弱み
まず、モンスター効果のほとんどが墓地に送られた際に発動することになります。そのため、「応戦するG」「マクロコスモス」のような除外ギミックによって完封されかねません。
次に、展開の基軸が融合召喚であるため、融合召喚メタを張られてしまうとターンスキップになることが多いです。もちろん、これを防ぐために、「教導の聖女エクレシア」を中心としたドラグマギミックを組み込んで融合召喚以外でも戦えるように構築しています。
4 各カードの採用理由
(1)メインデッキ
まずは、メインデッキのシャドールモンスターの紹介から。基本的には、シャドールモンスターの採用は2枚以上となっています。というのも、手札に一定数のシャドールモンスターがこないと動けないデッキであるため、シャドールモンスターの採用は多めにしています。
・「シャドール・ビースト」 2枚
【シャドール】のドローソース。【シャドール】ミラーでも積極的に使うので採用枚数は2枚。
融合できる条件が備わっていたら、「影霊の翼ウェンディ」の効果で積極的に出します。
・「シャドール・ドラゴン」 2枚
【シャドール】の盤面整理係。基本的には、墓地送りの効果で相手のバックを破壊します。
また、こいつのリバース効果で相手のフィールドのカードをバウンスできるため、戦闘・効果破壊が難しい場合には、こいつをセットして盤面の処理を行うことができます。
・「シャドール・リザード」 3枚
【シャドール】のエンジン係。このカードを経由すれば、全シャドールカードにアクセスできるので、採用枚数は問答無用で3枚です。また、打点も1800と高く、このカードでライフカットを狙いに行ける点も優秀です。
さらに、リバース効果も相手のモンスターを1枚破壊できるため、確実な1:1交換を狙えるのでこのカードを使って盤面を整理することができます。特に、現在シェアを伸ばしている【十二獣】のモンスターを処理することできるので、対面が判明した後にはこのカードをうまく使うことを意識します。
・「影依の巫女エリアル」 2枚
【シャドール】のヒロイン。墓地に送られた場合の除外効果はめちゃくちゃ強いのは言うまでもありませんが、【シャドール】デッキではリバース効果が非常に重要になります。
「影依の偽典」の融合召喚でシャドールモンスターを除外するため、「影依の巫女エリアル」の効果で帰還させて、リソース回復をすることができます。蘇生制限を満たしていれば、「エルシャドール・ネフィリム」や「エルシャドール・アプカローネ」を復活させて、これらのカード効果も使うことができ、中盤以降の試合運びを有利に進めることができます。
・「影霊の翼 ウェンディ」 3枚
【シャドール】のキーパーツの1枚。このカードは墓地効果もリバース効果もデッキからシャドールモンスターの特殊召喚することができます。基本的には、このカードの効果で「シャドール・ヘッジホッグ」を特殊召喚をして融合カードにアクセスすることを目指します。
手札に融合カードがそろっている場合は盤面に応じて必要なシャドールモンスターを特殊召喚して、必要な処理を行います。
・「シャドール・ヘッジホッグ」2枚
このデッキのキーパーツの1枚。このデッキは融合できないとアドバンテージを稼ぐことができないため、このカードで融合関連カードをサーチすることが多いです。融合カードがそろっている場合は、このカードを墓地に落として必要なシャドールモンスターを手札に加えます。
リザード→ウェンディから特殊召喚できることが多いので、採用枚数は2枚としていますが、より融合によりアドバンテージを確実に稼ぐために3枚にすることも検討しています。
・「シャドール・ファルコン」 1枚
【60シャドール】だからこそ入る1枚です。40枚構築の場合、枠の問題で入れることがほぼできませんが、【60シャドール】では「隣の芝刈り」の期待値をあげるために採用します。
このカードの役割は横の展開を伸ばすことにあります。このカードのリバース効果も墓地効果もともに墓地のカードを(このカードか否かという違いはあるが)特殊召喚することができるため、融合の素材を盤面に用意することができます。
次に、ドラグマギミックのモンスターの紹介です。
・「教導の聖女エクレシア」3枚
ドラグマギミックの心臓。他のドラグマカードにアクセスできるので3枚採用です。
このカードのサーチ効果発動に「無限泡影」や「エフェクト・ヴェーラー」を打たれた場合、「神の写し身との接触」でこのカードを素材とした融合召喚をすることで、これらの手札誘発を回避することができます。細かいテクニックですが、相手の手札誘発を躱しつつアドバンテージを稼ぐことができる手段なので覚えておくと便利です。
また、対戦相手にクレームを入れられることが多いので説明しておくと、ドラグマカードに多い「このカードの発動後、自分はエクストラデッキから特殊召喚できない」という効果は、カードの効果処理が終わらないと適用されませんので、これらのカードにチェーンしての融合召喚はそのまま適用されます。「真紅眼融合」のような発動に伴う制約ではないので注意しましょう。簡単にいうと、「教導の聖女エクレシア」にチェーンして「神の写し身との接触」を発動できるということです。
予想以上に多くの方が知らないですが、カードのテキスト上、そのような処理を行うことになります。
・「教導の大神祇官」1枚
エクストラデッキで【召喚ドラグマ】メタが流行っていたため、採用を控えていましたが、現在はその必要性が減少したため、採用しています。特に後手の場合に、このカードは相手の盤面に触りつつ、こちらの展開手段や後続を用意できるため、非常に便利なカードです。
また、マッチ1戦目の先攻でも相手のデッキを確認しに行けるので、情報アドバンテージの観点からも優秀です。
・「教導の騎士フルルドリス」1枚
このデッキの打点要員兼妨害札。「教導の聖女エクレシア」でのサーチは基本的にはこのカードになります。ライフを取りに行く際、このカードで打点を補うことはもちろん、相手メインフェイズでモンスター効果を無効にすることもできるので非常に優秀です。
さらに、これら以外のカードの紹介です。
・「ゲール・ドグラ」1枚
数少ない1枚初動。ただ、ライフコストが重たいことに加え、現在のエクストラデッキの関係上、「転生炎獣アルミラージ」に変換できないため、被りが非常に弱く1枚だけの採用としています。また、3000円近い値段に見合った活躍をしないため、1枚だけの採用にしています。0を1つ無くしてから出直して来い。
・「妖精伝姫―シラユキ」1枚
光属性・魔法使いなので「エルシャドール・ネフィリム」の融合素材はもちろん、「神聖魔皇后セレーネ」のリンク素材にもできます。「隣の芝刈り」とも相性がいいです。
特殊召喚効果は誘発即時効果のため、バトルフェイズにも使用でき、ライフカットも狙えるので非常に便利です。
・「PSYフレームドライバー」1枚
γのお供兼「エルシャドール・ネフィリム」の融合素材。融合素材にできるのでゴミにならない点で優秀です。
次に、手札誘発モンスターの紹介です。
・「灰流うらら」3枚
G喰らいの幼女。当然3枚。
・「増殖するG」3枚
遊戯王会で最も愛されている害虫。当然3枚。
・「屋敷わらし」1枚
僕のお嫁さん。「エルシャドール・シェキナーガ」の素材にもなります。
・「エフェクト・ヴェーラー」1枚
3枚目の「無限泡影」の立ち位置。「エルシャドール・ネフィリム」の融合素材にもなります。
・「PSYフレームギアγ」3枚
このデッキ内最強の手札誘発。相手の「応戦するG」や「影依融合」「隣の芝刈り」に対して打たれる「灰流うらら」に対して打って「PSYフレームロードΩ」に繋げることもできます。
以下、魔法カードの採用理由になります。
・「隣の芝刈り」2枚
このデッキ最強のカード。このカードを強く打ちたくてこのデッキを作ったといっても過言ではありません。手札によって打つ順番は変わりますが、基本的にはこのカードが「灰流うらら」で止められないように打つことになります。
このカードで4,5枚シャドールモンスターが落ち、墓地に融合が集まればほぼ勝ちです。このカードが通って負けるのは、チェーンして「マクロコスモス」を貼られた時ぐらいです。
・「天底の使徒」2枚
このデッキの数少ない1枚初動。このカードで「エルシャドール・アプカローネ」を落とすことで融合カードを手札に集めることができますし、「隣の芝刈り」などで墓地に融合カードがたまっている場合はエルシャドールモンスターを落として回収することもできます。
しかし、このカードの発動後はエクストラから特殊召喚ができないので、このカードの展開を行う場合、なるべく「影依の偽典」を手札にそろえるようにします。
・「強欲で貪欲な壺」3枚
【60シャドール】と40枚構築【シャドール】の1番の違いがこのカードの採用になります。40枚構築の場合、融合やシャドールモンスターが飛んでしまうと継戦能力が著しく低下してしまうため、このカードを採用できません。一方で融合召喚は手札リソースを大きく消費してしまうため、手札が枯れてしまうことが少なくありません。
しかし、【60シャドール】の場合、デッキ内のリソースが40枚構築に比べて多く、融合カードやシャドールモンスターが飛ぶ可能性は低く強気に打つことができます。そのため、40枚構築に比べて手札を確保しやすくなります。
また、このカードは「灰流うらら」をもらいやすいので、他のカードを確実に通したい場合、このカードから使用することで本当に通したいカードを通すことができます。
・「ハーピィの羽根箒」1枚
バックを割れるカードが少ないので、メインから採用。
現在の流行的に、「抹殺の指名者」と「コズミック・サイクロン」を合わせて採用してこのカードをサイドにしたほうが強いと思います。
・「墓穴の指名者」2枚
残念なことに準制限になってしまったカード。基本的には手札誘発に打ちますが、自身の手札に同じカードがあれば、次の相手ターンに使えなくなるので打ちどころは考えましょう。
【エルドリッチ】対策にもなるので2枚投入。
・「おろかな埋葬」1枚
準初動であり、純粋なパワーカードなので採用。「シャドール・リザード」にアクセスすればそれだけで2アド稼ぐことができます。
このカード→リザード→ウェンディ→ヘッジホッグとつなげることが多いです。
・「影依融合」3枚
デッキ融合ができるので当然3枚。最初は「エルシャドール・ネフィリム」につなげて展開の起点を作りますが、後は盤面と状況に応じて召喚するモンスターを選びます。
ちなみに、相手の場にエクストラデッキから出てきたモンスターがいなくても「灰流うらら」の効果を受けます。そのため、何も考えずにとりあえず打つというのはやめておきましょう。利敵行為になりかねません。
・「神の写し身との接触」3枚
このカードも当然3枚。単なる融合カードというだけでなく、バトルフェイズ中にも使えるという点が非常に評価が高いです。【シャドール】はライフカットが遅いデッキと言われることが非常に多いですが、このカードをうまく生かせば、ライフカットのスピードを上げることができます。
また、「原始生命態ニビル」に対しても有効です。ニビルはメインフェイズ中に召喚・特殊召喚されたモンスターしかカウントに入れません。そのため、サイドチェンジ後にはあえてバトルフェイズでの展開を行ったりします。
・「超融合」2枚
最強の融合カード。盤面の処理、ライフカットのスピード向上など様々な役割をこのカード1枚でこなせます。現環境では、光・闇・地の属性が相手の場にいることが多いので、こちらの融合体の素材にすることができます。
最後に罠カードの採用理由になります。
・「無限泡影」2枚
モンスター効果を止める誘発のため、投入しています。1枚は融合素材になる「エフェクト・ヴェーラー」との役割被りのため、抜いています。しかし、「エフェクト・ヴェーラー」以外にも光属性は多く投入してあるので、「エフェクト・ヴェーラー」を抜いてこのカードを3枚にしてしまうというのもありだと思います。
先攻でも後攻でも強く打てるので評価は高いです。
・「影光の聖選士」1枚
【シャドール】ミラー用に1枚はデッキに入れておきたいカード。①の効果で墓地のシャドールモンスターを蘇生して、「シャドール・ビースト」につなげることができますし、②の効果で融合体を裏側にすることで相手が発動する「影依融合」を防ぐことができます。
ミラーでなくても、②の効果でシャドールモンスターのリバース効果を使うことでアドバンテージを稼ぐことができます。
・「影依の原核」1枚
このカードも40枚構築では入らないカードになります。
①の効果で特殊召喚し、シャドールの融合素材にする効果も優秀ですが、「隣の芝刈り」「シャドール・リザード」で墓地に落とせば、すでに落ちているシャドール融合カードを回収
することができるので、融合カードを手札に持ってくることができるカードになります。
・「影依の偽典」2枚
強い。以上。
「強欲で貪欲な壺」で飛ばないように2枚採用。
・「ドラグマ・パニッシュメント」1枚
ドラグマギミックの優秀な罠カード。シャドールギミックが回せない場合、このカードを使って「エルシャドール・アプカローネ」を落としたりして融合召喚につなげます。
(2)エクストラデッキ
・「エルシャドール・ネフィリム」2枚
このデッキの起点になります。まずはこのカードを出すことがこのデッキの動き方になります。墓地送り効果、ダメステ開始時の破壊効果、墓地のシャドール魔法罠回収効果のどれも強く、出さない理由はありません。
他のカードを抜いて3枚にする構築もあり得ますが、2枚で十分なことが多いため、2枚にしています。
・「エルシャドール・アプカローネ」2枚
基本的には、墓地に落として融合カードを手札に加える効果を使います。
また、特殊召喚成功時に相手のフィールドの表側のカードを永続的に無効できるため、相手のキーボードを無力化することができます。
他のシャドールモンスターが対象にとられたときに「神の写し身との接触」で回避してこのカードを出すという使い方もでき、役割の幅は広いカードになります。
現在は2枚採用にしていますが、どの効果も強く、このカードを積極的に使用することが多いので、3枚採用にしてもよいと思います。
・「エルシャドール・ミドラーシュ」2枚
特殊召喚メタ。デッキ次第ではこのカードを出しておくだけで相手は詰みます。
「神の写し身との接触」や「影依の偽典」で相手ターンに出すことで相手の展開を強制的にストップさせることができます。
・「エルシャドール・シェキナーガ」1枚
地属性の融合体。相手の特殊召喚されたモンスターの効果を無効にして破壊にできるため、制圧性能は高いです。また、攻撃力2600、守備力3000と戦闘破壊がされにくい点も非常に優秀です。
・「灰燼竜バスタード」1枚
このデッキの中では優先度が低いカードになります。融合にアクセスすることが難しくドラグマギミックを使いたいときに使います。
最近、このカードを落とすことが減っているので採用せずに、他のシャドールモンスターを採用することも考えています。
・「スターヴ・ヴェノム・フュージョン・ドラゴン」1枚
「超融合」で出すように1枚採用。「捕食植物ヴェルデ・アナコンダ」で相手のモンスターを闇属性に変換したあとにこのカードを出すことが多いです。
・「旧神ヌトス」1枚
「ドラグマパニッシュメント」「教導の大神神官」で落として相手の盤面を触りに行くカードになります。また、「影依の偽典」で「エルシャドール・ネフィリム」の素材にすることができます。
・「PSYフレームロード・Ω」1枚
メインデッキに「PSYフレームγ」が入っているため、採用。「隣の芝刈り」や「影依融合」に対して打たれた「灰流うらら」にチェーンして打つことができれば、実質2ハンデスでき、相手とのアドバンテージ差を広げることができます。
「PSYフレームロードγ」を1度使えればいいと考える人はこのカードを抜いて他のカードを入れる方がよいと思います。
・「アクセスコード・トーカー」1枚
ライフカット役兼シャドールでは処理できないカードの処理係。「RR-アルティメット・ファルコン」や「BF-フルアーマード・ウィング」のようなこのデッキのカードでは処理できないカードを処理するためのカードです。
・「神聖魔皇后セレーネ」1枚
基本的には「アクセスコード・トーカー」へのつなぎ役です。
つなぎ役にしなくとも、「教導の聖女エクレシア」を特殊召喚してサーチ効果を狙いに行ったり、シャドールモンスターを蘇生して融合条件を整えたりとできる仕事の幅は大きいです。
・「捕食植物ヴェルテ・アナコンダ」1枚
「クロシ―プ」とどちらを採用するか悩んだ1枚。「クロシ―プ」と違い、展開を伸ばすことはできないものの、相手のモンスターを闇属性に変換して「超融合」で吸ったり、「影依融合」を使って展開の起点を作るなど役割が多く、正直展開を伸ばす必要性がないため、こちらを優先しました。
・「グラヴィティ・コントローラー」1枚
基本的にはエルシャドール融合モンスターをこのカードの素材にすることで墓地に送り、墓地の融合カードを回収する役割になります。
また、相手のEXモンスターゾーンのカードをバウンスすることができるので、相手の妨害を踏みやすい点も非常に評価できます。
(3)サイドデッキ
サイドデッキは現環境に刺さりそうなカードを適当に入れているだけなので割愛します。
もう少し研究が進んで自分の中で正解が出れば公表します。
・最後に
ここまで読んで頂き、本当にありがとうございました。
まだまだ研究途中のデッキなので、今後も更新していく予定です。【シャドール】有識者のみなさんのご意見お待ちしております!