ここ最近ジェネレイドを改造しえヌメロンと混ぜて遊んでいるのですが、これが思いのほか楽しく、そして強いと感じたのでシェアしようと筆を走らせています。
強いといわれても「今まで入賞など聞いたことがない」という方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、この記事を書いている週のCSにてジェネレイドが優勝していたりとポテンシャルは高く純でもそうですし、混ぜ物でも結構戦えるテーマであると言えます。
今回はタイトルにもあるようにヌメロンジェネレイドについての解説などです。
動画でも使っているのでぜひw
最近遊んでいるヌメロンジェネレイドのデッキレシピ
採用カードの解説
テーマカード以外での採用理由など
惑星探査車
効果モンスター
星4/地属性/機械族/攻1000/守1000
(1):このカードをリリースして発動できる。
デッキからフィールド魔法カード1枚を手札に加える。
この2点から採用しています。
腐ることはほぼなくリンク値を上げるのにも使えます。
禁じられた一滴
速攻魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):自分の手札・フィールドから、
このカード以外のカードを任意の数だけ墓地へ送って発動できる。
その数だけ相手フィールドの効果モンスターを選ぶ。
そのモンスターはターン終了時まで、攻撃力が半分になり、効果は無効化される。
このカードの発動に対して、相手はこのカードを発動するために墓地へ送ったカードと
元々の種類(モンスター・魔法・罠)が同じカードの効果を発動できない。
ヌメロンでのキルにも使えますし相手の超雷龍のようなモンスターの置物を潰せます。
手札コストは重いものの機能しないタイミングは少ないはずです。
魔宮の賄賂
カウンター罠
(1):相手が魔法・罠カードを発動した時に発動できる。
その発動を無効にし破壊する。
相手はデッキから1枚ドローする。
羽根箒はまだいいんですが、速攻魔法や罠といったフィールド魔法除去に対して使います。
また轟の王ハールがいればその後の処理で手札かフィールドから相手モンスターの除去が可能なので噛み合いとしては悪くないというのもポイントです。
警衛バリケイドベルグ
リンク・効果モンスター
リンク2/闇属性/機械族/攻1000
【リンクマーカー:左/下】
カード名が異なるモンスター2体
このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがリンク召喚に成功した場合、手札を1枚捨てて発動できる。
このターンのエンドフェイズに、
自分の墓地から永続魔法カードまたはフィールド魔法カード1枚を選んで手札に加える。
(2):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
自分フィールドの表側表示の魔法カードは相手の効果では破壊されない。
フィールド魔法の回収と守りの面で使えます。
閉ザサレシ世界ノ冥神
リンク・効果モンスター
リンク5/光属性/悪魔族/攻3000
【リンクマーカー:上/右上/右/下/右下】
効果モンスター4体以上
このカードをリンク召喚する場合、相手フィールドのモンスターも1体までリンク素材にできる。
(1):このカードがリンク召喚に成功した場合に発動できる。
相手フィールドの全ての表側表示モンスターの効果は無効化される。
(2):リンク召喚したこのカードは、
このカードを対象とする効果以外の相手の発動した効果を受けない。
(3):1ターンに1度、墓地からモンスターを特殊召喚する効果を含む、
魔法・罠・モンスターの効果を相手が発動した時に発動できる。
その発動を無効にする。
ヌメロン総出で倒せない硬い耐性持ちモンスターやシステムモンスターを除去するのに使えますし、相手のモンスターを無力化できるのも非常に強力。
デコードトーカー
リンク・効果モンスター
リンク3/闇属性/サイバース族/攻2300
【リンクマーカー:上/左下/右下】
効果モンスター2体以上
(1):このカードの攻撃力は、このカードのリンク先のモンスターの数×500アップする。
(2):自分フィールドのカードを対象とする相手の魔法・罠・モンスターの効果が発動した時、
このカードのリンク先の自分のモンスター1体をリリースして発動できる。
その発動を無効にし破壊する。
相手ターン中であればコストはトークンで支払えてフィールド魔法を守れたりと意外と活躍します。
打点もバカにできないです。
基本的な動きと盤面
簡単には前後での動きについてです。
先攻はヌメロンネットワークからスカルデットで王の舞台で相手にターンを返す
後攻にやたら強いヌメロン要素がありますが、基本的に先攻を取ります。
これはスカルデットによるマリガンで手札の質を高めておき、ジェネレイドでの封殺を目指すデッキだからです。
確定で欲しいものは舞台とネットワーク両方、もしくはアクセスする手段。
出来ること
盤面にスカルデット(4枚ドローの3枚戻し)と王の舞台とドローした手札からのバックでの妨害と相手ターンに王の動きで制圧妨害
簡単に動きを箇条書きするとこんな感じ
- ヌメロンネットワークからダイレクトを墓地へ送り4体のヌメロンを場に供給しスカルデットの成立
- スカルデットのマリガンで手札を整えてネットワークから王の舞台へ張り替え
- 整えた手札でバックや誘発を構えてエンド
やることが少なくてソリティアが苦手な人でも扱える動きです。
多くの場合スカルデットにうららをもらうことにはなりますが、ジェネレイドはとにかくうららをもらうポイントが多いのでここにもらうのは逆にありがたい(痛いけど、普通に痛いけど)ので率先して立て相手の誘発を誘います。
打たれなければ大体が相手の手札に誘発がないパターンが多いので罠や誘発を引き込んだり、次の返しのターンで決めれるように手札を操作します、この時手札にいらっしゃる王達に「今ではないのでデッキでお休みになられてください」と言いながら帰ってもらいます。
例えばこんな手札だったとして
ネットワークから入ります、テラフォーミングから入って王の舞台を見せるよりスカルデットに当てさせてからも動けるようにテラフォーミングは温存。
で4枚引いていてこんな感じ
万が一手札に王が来たとき用に王の試練は残しておきネットワークとダイレクト、あとはお好みですが僕なら王の舞台を戻してテラフォーミングを使い回収。
ジェネレイドは相手ターンに妨害数が伸びますがだめ押しでバックの質をあげておきます。
今回の例はちょいと弱いですがよくあるパターンです。
後攻はヌメロンでのキル、できなければジェネレイドで構える
後攻の場合は分かりやすく、とりあえずヌメロンで殴ることを優先します。
1妨害でワンキルできなくなりますがゲートオブヌメロンを4体特殊召喚できた時点でアドバンテージを得れている仕事は十分できています。
相手の盤面を荒らしてからの動きとしてスカルデットで王の舞台を引き込むか、4回使えるアポロウーサを立てるか、もしくは戦闘で処理できなかったモンスターを閉ザサレシ世界ノ冥神で吸ってしまうかなど様々な動きが可能です。
王の舞台手札に引き込めているなら発動エンドで王の動きで戦えます。
ヌメロンジェネレイドの強み
まずは強みから
スカルデットの存在
何を言ってもここに尽きます、後述しますがジェネレイドというテーマは不可思議で手札にロプトル以外のジェネレイドが来てしまうとそれだけでハンデスされているようなもの。
それをスカルデットで整えて動くことができるのは非常に心強いポイントです。
また、スカルデットが処理されなければ手札に来てしまったジェネレイドも特殊召喚できることから相性抜群です。
打点が基本的に高い
ジェネレイドはレベル9テーマということで基本的にスペックが高いのが特徴です。
これはヌメロンも同様に言えることで瞬間火力で言えばヌメロンの方が高いです。
これにより下級から始まる展開系の肝を潰すことができれば相手モンスターのほとんどを一掃できます。
増殖するGが重くない
ジェネレイドもヌメロンも展開に振らなければ1ターンの特殊召喚回数は二回(ロプトルやヘルを経由する動きでも三回)と高い打点、妨害能力を有するにも関わらずGで相手に引かせる枚数は2枚程度とあまり重くないのも強みと言えます。
ヌメロンジェネレイドの弱み
強みがあれば弱みもあります。
ジェネレイドが手札にダブると重い
これは前述していますが、ジェネレイドネームで来て欲しいのはロプトルのみなので他のジェネレイドさんが手札でダブつくと単純にハンデス状態になります。
これを緩和するのに鉄の王ドヴェルグスが居ますが今回の構築では採用していません、混ぜ物のバランス難しいんです。。
フィールド魔法に依存するので魔法メタに弱い
まぁ、これを言ってしまうとおしまいなんですが先攻で魔法族の里や魔封じの芳香、王宮の勅命などを貼られてしまうと詰みます。
すぐに詰みます。投了です。
フリーチェーン除去が重い
前述のようにフィールド魔法依存なので効果発動にチェーンされるとこれもまた終わります。
うさぎやサイクロン系などで除去されると詰みます。
そのためにバリケイドベルグで割れないようにしたり、またデコードトーカーで守れるようにしたりと工夫していかねばなりません。
ヌメロンジェネレイド実際の使用感
実際の使用感なんですが大会には持ち込めてないのでフリーやレベルの高い友人達に使ってみた感じをば。
狙いどおり先攻も後攻も強気に動けて良い感じです。
純構築だと後攻とらされた時点でしんどかったジェネレイドをヌメロンが補完した掛け算の構築で上手くいっていると思います。
また先攻にヌメロンが4体並んでからの選択肢が豊富なので相手のテーマが分からない場合は誘発確認の為にスカルデットを出しますが、無限やうららなどを貰いますが誘いが上手くいったと思い込むようにしています。
抹殺の指名者増やしたいところですが、混ぜ物のデメリットとして枠がかなり厳しいのが本音です。
もう少し汎用罠や手札誘発が積みたいところですがテーマ内にしっかりとした妨害があるのでまだ目を瞑れる構築だと思います。
まとめ
今回はヌメロン×ジェネレイドについてお話しさせて貰いました。
冒頭にも書きましたがジェネレイドのポテンシャルは高く、今回は混ぜ物としてヌメロンをチョイスしましたがドラグマを混ぜたりもできて強いと個人的に思っています。
イラストもかっこいいし、割りと制圧力とリソースもあるので一度使ってみてはどうでしょう?
ヌメロンジェネレイドを組みたい人の参考になれば幸いです。